2025年自民党総裁選が採用市場を左右する?企業が今から備えるべきこと
はじめに
こんにちは。 突然ですが、みなさんは選挙って興味ありますか?
いや、興味ある・ないって話じゃないんですよね。 今、日本で生活していく中で「政治」ってのは、めちゃくちゃ大切なんです。
たとえば、何かあるたびに「税金が〜」って言われるじゃないですか。 でも、その税金をどう使うか、どう集めるかを決めてるのが「政治」なんですよね。
田中角栄と車検制度の話
ちょっと昔話をしましょう。
田中角栄って知ってますか? 昭和の総理大臣です。
この人が作った制度のひとつに「車検制度」があります。
今では当たり前のように2年に1回、車を検査に出してお金を払ってますよね。
でも、実はこれ、世界的に見るとちょっと珍しい。
海外では車検がない国も多いし、あってももっと緩い。
たとえば、アメリカでは州によっては車検がなかったり、 ヨーロッパでも「安全基準を満たしていればOK」みたいな国もあります。
じゃあ、なんで日本ではこんなに厳しくてお金がかかるのか?
それは、田中角栄が「道路を守るため」に作った制度だったんです。
重量税の裏話
1971年、田中角栄が総理だったころ。
彼はある日、草が生い茂る未舗装の道を軽トラが走っているのを見たそうです。
そのときに思ったのが、 「車って重いと、それだけ道路を傷つけるよな」ってこと。
そこから生まれたのが「重量税」。
つまり、車が重ければ重いほど、道路に負担をかけるから、 その分、税金を多く取ろうという考え方。
しかも、その税金を国が直接取るんじゃなくて、 車検という制度を通じて、自動車整備工場が代わりに徴収する仕組みにした。
これ、すごくないですか? 道路整備の財源を確保しつつ、整備業界にも仕事を生む。
まさに「政治の力」で社会の仕組みを作った例なんです。
政治は「誰かのせい」にしないための道具
でも、ここで思うんです。 「そんな昔の話、今の自分に関係ある?」って。
あります。めちゃくちゃあります。
だって、今も私たちは車検を受けてるし、重量税を払ってる。 それだけじゃない。 消費税、所得税、年金、健康保険、ガソリン税、酒税、たばこ税…。
税金の種類、多すぎて頭おかしくなりそうですよね。
でも、それを「なんでこんなに取られるんだよ!」って文句言えるのは、 ちゃんと政治に参加してる人だけだと思うんです。
投票は「文句を言うための権利」
これは完全に個人的な見解ですが、 政治に文句を言うのは「投票した人の特権」だと思ってます。
選挙に行かないで「政治が悪い」とか「税金高すぎ」とか言っても、 それってちょっとズルくないですか?
だって、何も選ばなかったのに、結果だけに文句を言うって、 サッカーの試合で応援もせずに「なんで負けたんだよ!」って怒ってるようなもんです。
「政治」は生活のすぐそばにある
政治って、難しそうに見えるけど、 実はめちゃくちゃ生活に直結してます。
- 保育園の待機児童問題
- 高校の無償化
- 医療費の自己負担割合
- 最低賃金の引き上げ
- 災害時の支援制度
これ、全部「政治」が決めてることです。
- 1. はじめに
- 2. 田中角栄と車検制度の話
- 3. 重量税の裏話
- 4. 政治は「誰かのせい」にしないための道具
- 5. 投票は「文句を言うための権利」
- 6. 「政治」は生活のすぐそばにある
- 7. 候補者ってだれ?
- 8. 小林鷹之(こばやし・たかゆき)氏
- 8.1. 採用活動への影響
- 9. 茂木敏充(もてぎ・としみつ)氏
- 9.1. 採用活動への影響
- 10. 林芳正(はやし・よしまさ)氏
- 10.1. 採用活動への影響
- 11. 高市早苗(たかいち・さなえ)氏
- 11.1. 採用活動への影響
- 12. 小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)氏
- 12.1. 採用活動への影響
- 13. 総裁選と採用活動のつながり
- 14. おしまい
候補者ってだれ?
やっと本題に入ります。
日本のリーダーが変わるってことは、経済政策とか、社会の方向性だって変わるんですよね。
すると、「企業がどんな人材を採用したいか」「どんなスキルを重視するか」にも影響がでてくるんですよ。
小林鷹之(こばやし・たかゆき)氏
- 特徴:元経済安全保障担当大臣。科学技術とか宇宙政策にも強い人。
- 政策の方向性:経済安全保障、技術流出防止、先端分野の育成。
採用活動への影響
小林氏が総裁になれば、企業は「安全保障と技術保護」を重視するようになります。
- ITやサイバーセキュリティの専門人材を積極的に採用する流れが強まる。
- 宇宙産業や先端技術分野での求人が増える。
- 外国人との共同研究や採用には、より厳しいルールが導入される可能性も。
つまり、「理系人材」や「情報セキュリティに強い人」が就職市場で有利になるかもしれません。
茂木敏充(もてぎ・としみつ)氏
- 特徴:元外務大臣・経済産業大臣。国際交渉や経済政策に強い。
- 政策の方向性:自由貿易、経済成長、国際協力。
採用活動への影響
茂木氏がリーダーになると、企業は「グローバル人材」を求める傾向が強まります。
- 英語や外国語ができる人材の採用が増える。
- 海外展開を進める企業が多くなり、留学経験や国際感覚を持つ人が有利。
- 経済成長を重視するため、営業やマーケティングなど「攻めの人材」も必要とされる。
つまり、「世界で活躍できる人材」が採用市場で注目されるでしょう。
林芳正(はやし・よしまさ)氏
- 特徴:元外務大臣、現在は官房長官。調整力に定評。
- 政策の方向性:外交の安定、農業や地方経済の強化。
採用活動への影響
林氏が総裁になれば、「地方と世界をつなぐ」ような政策が進む可能性があります。
- 地方企業が人材確保に力を入れ、Uターン・Iターン採用が増える。
- 農業や食産業の輸出拡大に伴い、農業ビジネスや食品関連の求人が増える。
- 外交の安定を重視するため、国際ビジネス人材も引き続き必要。
つまり、「地方で働きたい人」や「農業・食に関心がある人」にチャンスが広がるかもしれません。
高市早苗(たかいち・さなえ)氏
- 特徴:元総務大臣・経済安全保障担当大臣。デジタル政策や安全保障に強い。
- 政策の方向性:デジタル社会の推進、サイバー防衛、技術革新。
採用活動への影響
高市氏が総裁になれば、「デジタル人材」の需要が一気に高まります。
- プログラマー、AIエンジニア、データ分析などの職種がさらに重要に。
- サイバー攻撃対策のため、セキュリティ専門職の採用が増える。
- 行政のデジタル化が進むことで、IT企業の採用活動が活発化。
つまり、「ITスキルを持つ人」がどの業界でも引っ張りだこになるでしょう。
小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)氏
- 特徴:元環境大臣、現農林水産大臣。若手で発信力が強い。
- 政策の方向性:環境政策、脱炭素、農業改革。
採用活動への影響
小泉氏が総裁になれば、「環境」と「若者の声」がキーワードになります。
- 脱炭素や再生可能エネルギー関連の企業が採用を強化。
- 農業や地方創生に関わる新しいビジネスで求人が増える。
- 若者や女性の意見を取り入れる企業文化が広がり、多様な人材が採用されやすくなる。
つまり、「環境問題に関心がある人」や「新しいアイデアを持つ若者」が活躍できる場が増えるでしょう。
総裁選と採用活動のつながり
こうして見てみると、候補者ごとに企業の採用活動への影響はかなり違いますよね。
- 小林氏 → 技術・安全保障人材が有利
- 茂木氏 → グローバル人材が有利
- 林氏 → 地方・農業関連人材が有利
- 高市氏 → デジタル人材が有利
- 小泉氏 → 環境・多様性人材が有利
つまり、政治のリーダーが変わると「どんな人が就職で求められるか」も変わるんです。
なんか不祥事とか、ステルスマーケティングとか中身に対してはなかなか報道されていないですよね。
おしまい
簡単にわかるようにまとめたんですが、どうでしょうか。
求職者の方や採用担当の方は「政治なんて自分には関係ない」なんて思うかもしれません。
でも将来の企業の行方や、働き方に直結するのが政治なんですよね。
だからこそ、ニュースをただボーっと眺めて、野生のクマの話ばっかり見てるのではなく、「自分の未来にどうつながるか」ってことを考えて身近な存在にしていきましょう。
まあ、総裁選が終わっても、現在自公連立政権なので公明党が万一離脱を表明したら、首相指名選挙があったりとさらに世の中の動きは変化ができますね。
注目です。


